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NOISE-1-1

 投稿者:ふみ  投稿日:2007年10月 3日(水)23時35分38秒
返信・引用
   広大な地下深くに広がる巨大な実験場でそれは起こった。
 どこからーどれが、どんな作用がどう働いたのかは誰も予想も出来なかった。
 だからそれが産まれたのはほんの小さな偶然の積み重なり。
 想像を超えた薬品の完成は巨大な欲望の渦に飲み込まれていく。
 そこからは単なる新薬の開発よりも、偶然の副産物でできた秘薬の研究に力が注がれた。
あらゆる年代のあらゆる場所から浚われ、拾われてきた人という名の実験体に顔を歪ませる者もいた。
「だめや‥それだけはあかん。絶対にー‥!」
 しかし実験の拡大に反対した学者は多人数により口を封じられた。
 
 

NOISE -ノイズ-

 投稿者:ふみ  投稿日:2007年 9月27日(木)23時37分1秒
返信・引用
   騒がしい喧噪ー
 日常的な生活から逃れるためのスリル
 非現実な能力ー

 薄い笑みを浮かべながら赤西は腕をのばす


「ーバカ!やめろー!!」

 和也の制止は彼の歯止めにはならなかった。
 爆風を手で覆い身を守る。
 次に目を開いたその時には街が一つ消し飛んでいた。
「な‥に‥」
 なにもない。ただそこある物は瓦礫と塵で埋もれた砂漠地帯。
「仁!」
 舞い上がる煙にまぎれ赤西の腕を引き、和也はその場から消えた。





「遅えよ、カメ」

 赤西は静かに笑って崩れたビルを見つめる。

「創り出したのはあいつらだし?こうなることは予想できたはずなのに‥ハッ、俺をあんまなめんじゃねぇっての」

 赤西の邪気のない笑みが、和也の凍り付いた瞳の奥に焼き付く。


「もう止まんないよ?誰がきたって、俺はやられねぇ。もちろんお前にも、ね?カメ」

 クッと喉で笑って、赤西は姿を消した。

 もう、自分の知ってる彼じゃない。
 彼はもう、消えてしまった。
 屈託なく笑う彼の姿はもう永遠になくなった。

 「光一君‥おれは‥どうしたらいいの?」

 和也の声だけが静かに響く。

 数分後には人影もなくなった。




 -  N O I S E  - ノイズ


 誰も彼を止められない

 この世に生み出されたNOISE

 消えた彼を取り戻すにはー



 「…あいつだけは‥オレが殺る」
 

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